オンライン :《ミルトン・エリクソンに学ぶ》カウンセリング研究会【zoom開催】

《ミルトン・エリクソンに学ぶ》カウンセリング研究会【zoom開催】

日時

    2022年5月4日(水) 19:00 ~21:00  <開場: 19:00>

開催地域

    オンライン

会場

    オンライン

セミナー詳細

    主催    : メンタルサービスセンターのセミナー一覧

    テーマ   :コミュニケーション/コーチング/プレゼンテーション/心理

    受講対象  : 士業/専門家 / 学校/教育関連 / 全業種対象

    募集期間  : 2022/04/07 ~ 2022/05/04

    募集人数  : 5名

    費用(税込)  : 1100円

    セミナーID : 92278

セミナー概要

    本研究会は、ミルトン・エリクソンの心理療法の購読会です。彼がクライエントにオーダーメイドで創案した工夫の数々を知るのは、とてもワクワクする体験です。

講師

  • 草柳和之

    草柳和之

    ●現在,メンタルサービスセンター代表・カウンセラー.大東文化大学非常勤講師.日本カウンセリング学会東京支部会・運営委員.長年,DV被害者支援の相談活動に携わり,離婚裁判の意見書執筆をはじめとした被害者の裁判支援にも意欲的に取り組む.同時に,我が国で初めてDV加害者更生プログラムの体系的実践に着手,20年以上にわたり研究を重ね,その方法論の整備,専門家研修の提供等により,この分野をリードしてきた.その活動は新聞・TV・雑誌等を通じて広く紹介される.

    ●家庭裁判所・国の研究機関・自治体・弁護士会・大学・学会等から,幅広く講演や研修会の依頼を受けており,その優れた研修指導は多くの人々から支持されている.精神障害者・地域活動支援センターの自助グループ活動にて,ボランティアのアドバイザー・スタッフをつとめている.著書に『ドメスティック・バイオレンス』(岩波書店),『DV加害男性への心理臨床の試み――脱暴力プログラムの新展開』(新水社),共著に『DV~女性からのSOS』(ぎょうせい),『いのちに寄り添う道』(一橋出版),『平和を創る心理学』(ナカニシヤ出版),他多数.

    ●音楽によるDV防止キャンペーンのために,、世界的に活躍する作曲家・野村誠氏にDV根絶を願うピアノ曲を委嘱し,その曲を国内外で演奏して20余年に及ぶ。平和のための音楽会・ライブハウスのランチタイムコンサート・学会のミニコンサート・自治体の協働イベント・DV問題のシンポジウムなど、幅広い機会でピアノ演奏を行い、《社会の平和は家庭から》を訴えてきた.

    ●広く音楽家に呼びかけて、「stop セクハラ・DV・性暴力」を目指す《パープルリボン・コンサート》を、2017年より[11/25=国連・女性に対する暴力撤廃デー]の前後の日程で、現在まで4回、主宰・開催している.

    ●2021年秋、「stop セクハラ・DV・性暴力」の理念を持つ音楽(今回はピアノ曲)を広く公募する作曲コンクール・《パープルリボン作曲賞》を創設し、2022年11月予定の本選では審査員をつとめる。

    《資格》
    日本カウンセリング学会認定・カウンセリング心理士.
    NLPマスター・プラクティショナー.

    《受賞歴》
    長年のDV問題を中心にした先駆的取り組みが評価され、公益財団法人・社会貢献支援財団より、平成27年度社会貢献者表彰を受賞.

    ●東京武蔵野病院,さいとうクリニック等にて,精神科医療に心理士として携わり,また,自治体の教育相談室の非常勤相談員,大学のセクシャルハラスメント相談室の非常勤相談員として勤務など,多領域にわたり心理臨床経験を重ねる.1990年には,心理相談機関《メンタルサービスセンター》を設立し,開業心理臨床に携わる.同時並行して,桐朋学園大学講師・早稲田大学講師を歴任する.

備考

    天才的な心理療法家=ミルトン・エリクソンは、ブリーフ・セラピーや家族療法の発展に多大な貢献をしました。彼は、困難を極めたクライエントのケースで、個々の方に適した驚異的発想のアプローチを工夫しており、成功率が極めて高かったと言われます。彼のやり方は、熟練した心理療法家に共通しています。例えば、河合隼雄氏(元京都大学教授)の著作に書かれた事例でも、エリクソンに似た非常に巧みなアプローチを使っているのです。
    研究会での意見交換により、豊かな臨床上のコツとワザを発見できること、間違いなしです。学派や立場を超えて、面接が上手くなりたい方のご参加をお待ちしております。


    ※ミルトン・エリクソンのアプローチは、日本で広く実施されているブリーフセラピーの源泉であり、究極の目標でもあります。ブリーフセラピーを学ぶ方には、ぜひ参加していただきたい講読会です。


    ■講読テキスト:澤野雅樹『ミルトン・エリクソン: 魔法使いの秘密の「ことば」』(法政大学出版局)
    【本書解説より】ミルトン・エリクソンは医療催眠と人の意表を突く処方で知られ、どれほど厄介な問題でも解決するその手腕は「魔法」とも呼ばれた。「いったい私は何をしたのでしょう?」彼が問いかけるこの言葉が成し遂げるものとは何か。言語と身体のつながり、文と心身のつながり、発話と情緒のつながり、そして言語と人の生死とのつながり──彼の問いかけともに、伝統的な哲学や言語学の境界を超えて、新たな地平に踏み出す。

    〔日 時〕毎月第1水曜日,pm7:00~9:00

このセミナーの申し込みは終了しました。